窓やドア、中から見ると2007年08月05日 12時55分50秒


7月30日の現場。
防水シートが張られているので中から見るとこんな感じです。
これは家の東側です。
ちょうど一階のキッチンのドア(勝手口)や窓が見えています。

今日はビオフォルムさんと塗装などについての打ち合わせでした。
いよいよ8月10日+11日は第1回目の施主自主作業、
「ちょこっとセルフビルド」のワークショップです。
8月の回は外壁の塗装。
使用するのは「リボス社」のカルデットとタヤエクステリアという
自然健康塗料です。

リボス社は「自然に調和し人間を大切に育てるシュタイナーの哲学」
に基づいて「自然・健康塗料」を製造しているドイツの会社です。
1970年代に創業といいますから、さすがエコロジー先進国の
ドイツです。
http://www.iskcorp.com/products/index05.html

外壁ですが、できるだけ元の板(カラマツ)の色や木目を損なわない
クリアに近い色を使うことになりました。
どんな感じになるのかとっても楽しみなところです♪

こあらまん2号

土壁塗りのワークショップに参加してきました!2007年08月05日 13時04分02秒


8月4日、長野県原村で行われた「たたみハウスの土壁塗りワークショップ」
に参加してきました。
主催は我が家の大工さんでもあるアーバーホームさん。
http://www.lcv.ne.jp/~sugus/tuchikabe.htm

参加者は全部で5名プラスお施主さんのファミリー&お友達。

お施主さんによると、このお家は山小屋のような拠点になるそうです。
川に挟まれたとても素敵なロケーションでした。

これは土壁の材料を練って取り出しているところです。
土(長野県富士見町の土)、砂、石灰、ワラと水を混ぜて作ります。
混ぜるのは機械ですが、土をふるいにかけたり
他の材料を加減しながら入れていくのはすべて手作業です!

土壁を塗り、間にたたみを入れることで断熱効果が得られます。
しかもたたみはイグサですから自然素材。
しかもリサイクル!
日本ではストローベイル(キューブ状の干し藁)は手に入れるのが
困難のようですが、たたみだったら可能性が広がりますね。


by こあらまん2号

土壁塗りワークショップ その2 使用前2007年08月05日 13時10分29秒


これが土を塗る前の家の中の様子です。

壁の柱と柱の間に細かく木が横打ちしてありますが、
これが「小舞(こまい)」と呼ばれるものです。
伝統的な日本の壁の下地になります。
壁塗りをするときに、土がこの小舞に引っかかるような感じで
張り付いていきます。

昔の土壁は細い竹や葦などで小舞を編んだそうです。
その地域によって手に入る材料を使い、
工夫してやっていたんですね。

by こあらまん2号

土壁塗りワークショップ その3 左官の技2007年08月05日 13時18分31秒


壁塗りの様子です。
これはプロの左官職人さん。
実は我が家の左官仕事をお願いしている左官屋さんです。

素人である私たち参加者が塗った土壁の手直しをしたり、
高所の難しい部分、窓枠や扉などの隅や角などを担当。
手早く、しなやかな動きは感動モノでした。

by こあらまん2号

土壁塗りワークショップ その4 手作りの道具2007年08月05日 13時21分54秒


今回のワークショップ、最初に行った作業は
「My鏝板(こていた)作り」。
杉山さんに指導していただきながら
自分で使う鏝板(土壁の材料をのせる板)を作りました。

鏝板は使いやすいように板の角をとったり、面取りをしたりと
なかなか考えられた道具です。
左官屋さんは自分の手にあった鏝板を手作りするそうです。

使いやすい道具があってこその職人仕事、
道具は大事です。

鏝にも様々な種類があるようです。
今回、素人の私たちは1種類の鏝を使いましたが
プロの職人さんは長細い鏝や小さい鏝などを
用途によって使い分けていました。

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土壁塗りワークショップ その5 土の味わい2007年08月05日 13時32分05秒


たくさんの人の手で、どんどん土壁を塗っていきます。
壁が塗られていくと、外からの光が徐々に入らなくなり、
風も通らなくなってきます。
気温が上がってくるので、全員汗だくでした。
でも、出来上がっていく喜び、みんなで働く楽しさ、
セルフビルドの醍醐味を味わいました。

左官の「さ」の字の習得にさえも程遠かったですが、
壁を塗る「感覚」は少しわかったような体験でした。

何よりも土の温かみと味わい、
これがなんとも気持ち良いんですね~
いつか我が家でも土壁の小屋を建ててみたいなあ…

by こあらまん2号

土壁塗りワークショップ その6 作業終了後の外観2007年08月05日 13時38分35秒


この日一日で室内の壁塗り100%と、外壁の土塗りを25%くらい
終えることができました。
これは作業後、外から見た様子です。
あと一日かけて外壁を塗り終わり、秋まで乾燥させます。
その後、いくつかの工程を経て来年に竣工の予定だそうです。

土壁は丁寧にじっくり時間をかけて行う壁作りの方法。
昔は1年~2年かけて仕上げていたそうです。
そんな「じっくりと作る」ということが,、
現代ではむしろ贅沢になってきましたね。
本来、家はじっくり時間をかけて作るものだったのでしょう。

ワークショップに参加していた皆さんが、
「ブログを見てますよ!」と声をかけてくださいました。
とても励みになります…
ありがとうございまーす!

by こあらまん2号

Wow、外壁が~~~!2007年08月05日 19時23分51秒


ますだ家の家造りの様子に戻りまーす。

7月31日以来、5日ぶりの現場、
夕方、買い物のついでに立ち寄ってみました…

おっと~~~!!
外壁が張られ始めていました~~!
まだ全部の壁ではありませんでしたが、
東側と南側の面はこの通り表情がガラリと変わりました。

カラマツの木目や木肌の色がいいカンジです♪
(親バカならぬ“施主バカ”でしょうか?)

さあ、来週の外壁塗り、がんばるぞ~、オー!!

by こあらまん2号

晴天日、外壁の様子2007年08月07日 09時27分00秒


昨日の様子、杉山さんから送られてきました。
ほぼ40%の外壁張りが終わったそうです。
お日様の光で材の色がよくわかりますね。

by こあらまん2号

もくまど2007年08月07日 09時30分27秒


窓やデッキへの掃き出し、扉などの半外付きの建具は
すべて木製の枠を採用したかったのですが
これも予算が足りませんでした。

それでも、やっぱり木製の枠にしたい~~!ということで
何箇所か旭硝子の「もくまど」という製品を使いました。

キッチン・リビングと土間をつなぐドアも「もくまど」を
使っています。

中の建具は既製品ではなく建具屋さんに作成していただきます。
とっても楽しみ!


by こあらまん2号